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英、コロナ警戒水準引き上げ ブースター接種の年内完了目指す

英政府は12日、全土の新型コロナウイルス警戒レベルを「レベル4」へと1段階引き上げた。新たな変異株「オミクロン株」の感染が拡大しているため。ジョンソン首相は同日夜のテレビ演説で、全成人へのブースター接種計画を早める方針を発表。完了時期を当初予定の来年1月末から、年内へと大幅に前倒ししている。

ジョンソン首相は「オミクロン株の流行の波が押し寄せてくることは疑問の余地がない」と指摘。レベル4は「感染率が高い、または感染が急速に拡大している」状態で、「社会的距離を確保する措置を継続する」ことが求められる。英国が最後にレベル4の状態にあったのは5月だった。

同首相は、現時点ではオミクロン株が他の変異株より重症化しにくいとは断言できないと指摘。「2回のワクチン接種では防御力が不十分」だとして、ブースター接種を受けるよう国民に呼び掛けた。

イングランドでは13日からブースター接種の予約対象を、2回目接種から2カ月以上経過した30歳以上に引き下げた。15日からは18歳以上の全成人に拡大する。ワクチン接種を加速するため、国民医療制度(NHS)では一部の治療を延期する。


関連国・地域: 英国
関連業種: 医療・医薬品マクロ・統計・その他経済社会・事件

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