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英コロナパス、追加接種表示 有効期限設定国への入国を考慮

英政府は19日、英国の国民医療制度(NHS)の新型コロナウイルスワクチン接種証明「COVIDパス」で3回目の接種記録が表示されるようになったと明らかにした。イスラエルやクロアチアなど一部の国はワクチン接種に有効期限を定めており、追加接種の状況が証明できるようになったことで、こうした国への入国でも利用できるようになる。

COVIDパスは国外渡航だけでなく、国内の娯楽施設などでワクチン接種証明の提示が求められる場合に使用できる。イングランドでは19日正午以降、NHSアプリ上で追加接種が完了していることが自動的に表示されるようになった。アプリではなく書面のCOVIDパス発行を請求する場合も、近日中に3回目の接種の情報が含まれるようになる。また、ウェールズでは29日から表示が可能になる。

ジャビド保健・社会福祉相は「国外に行く人たちのためにワクチン接種状況を可能な限り簡単に証明できるようにしたい」と述べた。なお、現時点ではイングランドへの入国に追加接種が済んでいることを証明する必要はない。

イングランドでは現在、40歳以上で2回目接種から6カ月以上経過している場合は3回目の接種を受けることができる。これまでに1,300万人以上が追加接種を受けている。


関連国・地域: 英国
関連業種: 医療・医薬品マクロ・統計・その他経済社会・事件

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