• 印刷する

インフレ率、13年ぶり高水準 エネ価格上昇で=9月ユーロ圏

欧州連合(EU)の統計局ユーロスタットは1日、9月のユーロ圏19カ国の消費者物価指数(CPI、速報値)が前年同月比3.4%上昇したと発表した。エネルギー価格の急騰を受け、伸びは8月の3%から加速し、過去13年で最高に達している。

9月はエネルギーが17.4%上昇。エネルギーを除く工業製品と食品・アルコール飲料・たばこは共に2.1%伸び、サービスは1.7%上向いた。

価格変動が激しい食品・アルコール飲料・たばことエネルギーを除いたコアインフレ率は1.9%と、前月から0.3ポイント上がった。

欧州中央銀行(ECB)は9月の政策理事会で、ユーロ圏の市場介入金利(最重要の政策金利)を過去最低のゼロ%に据え置くことを決めた。中銀預入金利もマイナス0.5%で維持している。


関連国・地域: EU
関連業種: マクロ・統計・その他経済

その他記事

すべての文頭を開く

一気に選挙モード 【月次リポート】欧州(11月)(12/05)

EU、森林伐採規則の1年延期で合意(12/05)

ユーロ圏PMI、11月は低下=確定値(12/05)

航空会社の約9割、SAF移行に失敗=調査(12/05)

世界経済、25年は3.3%拡大=OECD(12/05)

ハンガリー、ウクライナと国境インフラ整備(12/04)

ファッション業界、環境対策に遅れ(12/04)

ユーロ圏製造業、11月も分岐点割れ続く(12/04)

EU、キラー買収阻止の権限を廃止(12/04)

すべての文頭を開く

※本コメント機能はFacebook Ireland Limitedによって提供されており、この機能によって生じた損害に対して株式会社NNAは一切の責任を負いません。

の記事は有料サービスご契約者様限定記事です。契約すると続きをお読みいただけます。契約されている方は、画面右側にある各種ログインからログインください。
無料トライアルはこちら
購読申し込みはこちら

NNAからのご案内

各種ログイン