政府統計局(ONS)は17日、1月の小売売上高(数量ベース、季節調整済み)が前月比0.9%増加したと発表した。減少との市場予想に反し、2011年12月の0.6%増からプラス幅が拡大、同4月以降で最大の伸びを示した。家具など大型商品やスポーツ用品などが好調で、景気回復の兆しが見え始めたといえそうだ。
主に食品を扱う店舗は0.3%減少。一方、非食品を扱う店舗は2.2%拡大した。うち百貨店などの非専門店は0.6%増、家庭用品店は4.8%増と大幅に伸びた。一方、繊維・衣料品・履物店は2.1%減った。オンライン・通信販売は3.9%のプラスだった。
3カ月ベースで見ると、2011年11月~2012年1月の小売売上高は前の3カ月から1.3%増加した。食品店は0.2%増加。非食品店も1.4%拡大、うち繊維・衣料品・履物店が2.5%伸びたのが目立つ。
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