• 印刷する

BHP、英豪二元上場を廃止 オーストラリアに一本化へ

英豪資源大手BHPは17日、英国とオーストラリアでの二元上場を廃止し、オーストラリアに一本化する計画を発表した。組織構造の簡素化で、より効率的かつ柔軟に成長を続けるとしている。

BHPは2001年、英ビリトンと豪BHPの統合で生まれ、英法人がロンドン証券取引所(LSE)に、豪法人がオーストラリア証券取引所(ASX)にそれぞれ上場している。今回の計画では、これを豪法人に一本化し、ASXで第一上場、LSEとヨハネスブルク証券取引所(JSE)、ニューヨーク証券取引所(NYSE)で副次上場する。

BHPはロンドンで上場する最大の資源会社で、LSEの主要指数であるFTSE100種指数の主要構成企業。英法人の株主は、持ち株1株につき、豪法人の株式1株を取得する。BHPはこの計画について、取締役会の最終承認を経て、来年6月までに株主総会決議にかける見通し。

なお、同社は併せて、石油・ガス事業を豪石油大手ウッドサイド・ペトロリアムと合併させることで合意したと明らかにしている。


関連国・地域: 英国アジア
関連業種: 金融天然資源

その他記事

すべての文頭を開く

英国内で深刻な医薬品不足 ブレグジットが原因=調査(04/19)

たばこ販売禁止法案、英議会で第1読会通過(04/19)

ダイキン、イングランド中部に新倉庫(04/19)

G7外相会合が開幕、イラン追加制裁を協議(04/19)

インフレ率、3月は3.2%に減速(04/19)

IDS、チェコ実業家からの買収提案を拒否(04/19)

バンシ、エディンバラ空港の運営会社を買収(04/19)

シェル、長期ガス供給契約=ナイジェリア(04/19)

すべての文頭を開く

※本コメント機能はFacebook Ireland Limitedによって提供されており、この機能によって生じた損害に対して株式会社NNAは一切の責任を負いません。

の記事は有料サービスご契約者様限定記事です。契約すると続きをお読みいただけます。契約されている方は、画面右側にある各種ログインからログインください。
無料トライアルはこちら
購読申し込みはこちら

NNAからのご案内

各種ログイン