• 印刷する

BHP、英豪二元上場を廃止 オーストラリアに一本化へ

英豪資源大手BHPは17日、英国とオーストラリアでの二元上場を廃止し、オーストラリアに一本化する計画を発表した。組織構造の簡素化で、より効率的かつ柔軟に成長を続けるとしている。

BHPは2001年、英ビリトンと豪BHPの統合で生まれ、英法人がロンドン証券取引所(LSE)に、豪法人がオーストラリア証券取引所(ASX)にそれぞれ上場している。今回の計画では、これを豪法人に一本化し、ASXで第一上場、LSEとヨハネスブルク証券取引所(JSE)、ニューヨーク証券取引所(NYSE)で副次上場する。

BHPはロンドンで上場する最大の資源会社で、LSEの主要指数であるFTSE100種指数の主要構成企業。英法人の株主は、持ち株1株につき、豪法人の株式1株を取得する。BHPはこの計画について、取締役会の最終承認を経て、来年6月までに株主総会決議にかける見通し。

なお、同社は併せて、石油・ガス事業を豪石油大手ウッドサイド・ペトロリアムと合併させることで合意したと明らかにしている。


関連国・地域: 英国アジア
関連業種: 金融天然資源

その他記事

すべての文頭を開く

オーステッド、欧州陸上風力事業に2社関心(12/12)

電力コスト、50年に半減へ 再生エネ移行なら=NESO報告(12/12)

保険エイゴン、米国に本社移転=社名も変更(12/12)

新薬売り上げのNHS還元比率、14.5%に(12/12)

移民の厳格化、108億ポンドのコスト負担も(12/12)

グーグルのAI部門、英に研究施設を開設へ(12/12)

ファストフードのレオン、20店舗閉鎖へ(12/12)

個人投資家の株式購入を促進 英当局、改革案を発表(12/11)

ファースト、ロンドン地上鉄道の運行契約(12/11)

アングロ、加同業テックと合併へ=株主承認(12/11)

すべての文頭を開く

※本コメント機能はFacebook Ireland Limitedによって提供されており、この機能によって生じた損害に対して株式会社NNAは一切の責任を負いません。

の記事は有料サービスご契約者様限定記事です。契約すると続きをお読みいただけます。契約されている方は、画面右側にある各種ログインからログインください。
無料トライアルはこちら
購読申し込みはこちら

NNAからのご案内

各種ログイン