英国の政府統計局(ONS)は12日、9月の鉱工業生産指数(2018年=100、季節調整済み)が92.1ポイントとなり、前月比0.5%上昇したと発表した。伸びは8月の0.3%からやや加速したものの、市場予想は下回った。
製造業生産指数は89.4ポイントと0.2%上昇。前月の0.9%から伸びは減速した。全13の産業分野のうち10分野で前月を上回っている。コークス・石油精製品は9.1%、輸送機器は4.1%それぞれ拡大。基礎金属・金属製品は2.9%増え、木材・製紙・印刷は2.3%伸びた。半面、医薬品は9.8%減少。その他製造・修理は1.8%縮小し、食品・飲料・たばこは0.3%のマイナスだった。
水道・下水・廃棄物管理は1.7%伸び、採鉱・採石は1.3%拡大した。電力・ガス・蒸気・空調供給は0.4%のプラスだった。
前年同月比で見ると、鉱工業生産は6.3%、製造業生産は7.9%それぞれ縮小している。
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