• 印刷する

ユーロ圏失業率、5月は7.4%に悪化

欧州連合(EU)の統計局ユーロスタットは2日、5月のユーロ圏19カ国の失業率(季節調整済み)が7.4%となったと発表した。前月から0.1ポイント上昇している。

失業率が最も高かったスペインは14.5%と、前月から0.1ポイント改善。これに次ぐギリシャは14.4%(3月)で1.5ポイント低下した。一方、最も低かったのはオランダで3.6%と、0.2ポイント上昇。続くドイツは前月から0.1ポイント上がって3.9%だった。ユーロ圏の失業者数は1,214万6,000人で、前月から約15万9,000人増えている。

25歳未満の若年層の失業率はユーロ圏19カ国で16%と、前月から0.3ポイント上がった。最も深刻なスペインは32.9%と0.2ポイント悪化。次いで高かったギリシャ(3月)は0.3ポイント下がって32.4%だった。

EU加盟27カ国全体の失業率は6.7%と、前月から0.1ポイント上昇。失業者数は1,436万6,000人で、25万3,000人程度増加している。[労務]


関連国・地域: EU
関連業種: マクロ・統計・その他経済

その他記事

すべての文頭を開く

EUと英、炭素市場の連携向け協議開始へ(11/14)

仏議会、年金改革の延期を可決=27年以降に(11/14)

EU、米グーグルの不正操作対策を調査(11/14)

ユーロ圏鉱工業生産、9月は0.2%増加(11/14)

英国、露産LNG輸出への保険提供など禁止(11/14)

EU、農家向け補助制度の規制緩和で合意(11/13)

在欧中国企業、6年連続で「事業環境悪化」(11/13)

豊田自動織機、欧米物流事業を再編へ(11/13)

EU、AI規制改正でデータ保護要件緩和も(11/12)

イネオス、欧州委に調査要求 化学品10品目にダンピングの疑い(11/12)

すべての文頭を開く

※本コメント機能はFacebook Ireland Limitedによって提供されており、この機能によって生じた損害に対して株式会社NNAは一切の責任を負いません。

の記事は有料サービスご契約者様限定記事です。契約すると続きをお読みいただけます。契約されている方は、画面右側にある各種ログインからログインください。
無料トライアルはこちら
購読申し込みはこちら

NNAからのご案内

各種ログイン