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EU、米国にWHO脱退の再考を要求

欧州連合(EU)は5月30日、トランプ米大統領による世界保健機関(WHO)からの脱退表明を受け、米国に再考を求める声明を発表した。欧州委員会のフォンデアライエン委員長とボレル外交安全保障上級代表は、新型コロナウイルスの世界的な脅威に直面する中、協力を拡大し共通の解決策を見いだす時だと訴えている。

両氏は共同声明で「国際的な成果を弱める行動を避けるべき」と強調。現在の状況下で「米国に発表した決定について再考を求める」と述べた。

また、ドイツのマース外相も米国の動きを非難し、米政府と徹底的に協議する方針を表明。地元メディアに対し「間違った時期に間違ったシグナルを送るものだ」と述べ、世界中で感染者が増加する中、「嵐の途中で堤防を壊してはならない」と批判した。

米国はかねて、中国で発生した新型コロナウイルスの対応を巡り、同国政府やWHOを非難していた。4月にWHOへの拠出を停止すると表明し、5月18日には30日以内に運営の見直しを実施しなければ脱退する考えを示した。トランプ氏は29日に脱退を表明する際、「中国はWHOを完全に支配して、圧力をかけ、世界を誤った方向に導いた」と強く非難した。


関連国・地域: EUアジア米国
関連業種: 医療・医薬品政治社会・事件

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