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GDP、第1四半期は2%縮小 下落幅は過去10年超で最大

英政府統計局(ONS)は13日、2020年第1四半期(1~3月)の国内総生産(GDP、速報値)が前期比で2%縮小したと発表した。第4四半期のゼロ%からマイナスに沈み、落ち込み幅は金融危機が直撃した08年第4四半期以降で最大を記録。新型コロナウイルス対策として3月下旬に導入した封鎖措置の影響が早くも反映されている。

産業別に見ると、英経済の原動力であるサービス業は1.9%縮小。前期の0.2%増からマイナスに転じた。うち流通・ホテル・レストランが大きく4.4%落ち込んだほか、自動車販売を含む運輸・倉庫・通信は3.3%縮小。ビジネスサービス・金融は0.4%減っている。

鉱工業は2.1%減少し、前期の0.7%減から落ち込みが加速。うち電気・ガス・蒸気・空調供給は5.8%、採鉱・採石は5.2%それぞれ減少した。製造業は1.7%縮小している。半面、水道・下水・廃棄物処理は0.5%増えている。

建設業は2.6%のマイナス。農林水産業は0.2%縮小した。

GDPは前年同期比では1.6%減少。前期の1.1%増からこちらもマイナスに転じ、09年第4四半期に記録した過去最大の落ち込みと並んだ。

ONSは今回の結果について、新型コロナウイルスのパンデミック(世界的流行)による最初の直接的影響が表れたと指摘。また、英政府の施策導入に伴い移動が制限されたことなどで、調査への回答数が通常時よりも減ったとし、今回のGDP速報値は従来よりも大きく改定される可能性が高いと補足する。スナク財務相は「英経済は今年に甚大なリセッション(景気後退)に陥ることが濃厚だ」とコメントした。

英中銀イングランド銀行は先に、新型コロナウイルス感染拡大やこれに伴う封じ込め策により、第2四半期のGDP成長率がマイナス25%になると予想。通年では今年はマイナス14%、来年にはプラス15%に回復し、22年には3%拡大するとみている。


関連国・地域: 英国
関連業種: マクロ・統計・その他経済社会・事件

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