• 印刷する

ジョンソン首相、症状悪化で集中治療室に

新型コロナウイルスに感染していたジョンソン首相は6日、症状が悪化したためロンドン市内の病院の集中治療室に移された。首相官邸の発表を元に、BBC電子版などが伝えた。

同首相は5日夜、発熱と咳が続いていたためセントトーマス病院に検査入院。翌6日昼には自身のツイッターを更新し「私は元気で、チームと連絡を取り合っている。国民の安全を守り、ウイルスと闘うため共に働いている」と投稿していた。

首相官邸は声明文の中で、「首相の容体が午後にかけて悪化したため、医療チームのアドバイスに基づき、病院の集中治療室に移された」と説明。「首相は国民医療制度(NHS)の素晴らしい治療を受けており、献身的に働く全職員に感謝している」とした。

首相の職務はラーブ外相が必要に応じて代行する。

ジョンソン首相は3月27日に新型コロナウイルス検査で陽性と診断を受けた。陽性判明後も官邸で在宅勤務を継続していたが、4月3日には発熱の症状があるため当初7日間としていた自主隔離を延長すると発表していた。

なお、ジョンソン首相の婚約者で妊娠中のシモンズさんも、新型コロナウイルスの症状が出たため7日間自主隔離していたと明らかにした。こちらも自身のツイッターで4日、快方に向かっていると述べている。


関連国・地域: 英国
関連業種: 医療・医薬品政治社会・事件

その他記事

すべての文頭を開く

英米、貿易協定の締結を発表 輸出車関税10%に=年10万台(05/09)

R・ロイス、イスタンブール空港に整備拠点(05/09)

英中銀、4.25%に利下げ=見通し困難を強調(05/09)

Bスチール、182人を新規雇用=生産拡大で(05/09)

政府系基金、S・パワーの送電網刷新を支援(05/09)

ボノビア、新CEOにボーダフォンCFO(05/09)

ハーバー・エナジー、250人の人員削減(05/09)

ヒースロー停電、いまだ原因不明=中間報告(05/09)

英米、貿易交渉で合意間近か 低関税枠で最終調整=政府関係者(05/08)

ドローンのテックエバー、ユニコーン企業に(05/08)

すべての文頭を開く

※本コメント機能はFacebook Ireland Limitedによって提供されており、この機能によって生じた損害に対して株式会社NNAは一切の責任を負いません。

の記事は有料サービスご契約者様限定記事です。契約すると続きをお読みいただけます。契約されている方は、画面右側にある各種ログインからログインください。
無料トライアルはこちら
購読申し込みはこちら

NNAからのご案内

各種ログイン