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英政府、外出禁止に踏み切り 必需品の買い物や通院のみ許可

英国のジョンソン首相は23日夜、新型コロナウイルスの感染拡大を阻止するため、生活必需品の買い物や通院など以外の理由で外出することを禁止すると発表した。英国ではパブや飲食店の営業停止など、他の欧州主要国に比べて緩い対策にとどまっていたが、一転して厳しい措置に踏み切った。実質的な「封鎖措置」で、少なくとも3週間続く見通し。

外出が認められるのは、必要最低限の頻度で生活必需品を買いに行く場合、一人または同居人との屋外での運動、自身の診療または看病を必要とする人の付き添いでの通院、在宅では対応できない業務などやむを得ない場合の職場への通勤に限られる。

さらに、公共の場での集会や、3人以上で集まることも禁止される。同首相は「もし友人が会おうと誘ってきたら、ノーと言うべきだ。一緒に住んでいない家族とも会うべきではない」と厳しく諭した。

衣料品店や家電量販店など生活必需品以外を取り扱う店舗は閉鎖され、図書館や子供の遊び場、屋外運動場、礼拝堂といった施設も即座の閉鎖が求められる。公園は運動目的のために開放されるが、ピクニックなどそれ以外の目的での利用は禁止される。結婚式や洗礼式などあらゆる社会的イベントも禁止の対象だが、葬式だけは実施が認められる。

英政府は数日前にパブや飲食店の営業停止を決めていたが、大勢の人々が天候に恵まれた週末に公園やキャンプ場に繰り出すなど、屋外でもお互いに2メートルの距離を保つよう求めた政府の助言が厳格に守られなかったことから、より厳しい措置に踏み切る可能性を示唆していた。

同首相は「数十年で最大の国家の危機」に対処するために必要なものだと理解を求め、「ウイルス拡大を食い止めるための国全体の多大な努力がなければ、どんな医療制度をもってしても現状に対処することはできない」と危機感を共有するよう呼び掛けた。

当局によると、新型コロナウイルスによる英国の死者は23日時点で335人。これまでに8万3,945人が検査を受け、6,650人の感染が確認されている。


関連国・地域: 英国
関連業種: 医療・医薬品マクロ・統計・その他経済社会・事件

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