• 印刷する

プーチン大統領、税務局長を新首相に指名

ロシアのプーチン大統領は15日、この日付けで内閣総辞職を表明したメドベージェフ首相の後任候補として、連邦税務局のミハイル・ミシュスチン長官(53)をロシア国家会議(下院)に提案した。国家会議は16日にこの人事案を巡る採決を行う。

プーチン大統領はこれに先立ち、連邦議会で施政方針演説を行い、大統領や議会の権限を大幅に変更する憲法改正案を提案。これを受け、内閣が総辞職していた。2024年の大統領任期満了を見据え、プーチン氏が権力維持に向けた布石を打ったとみられている。

ミシュスチン氏は2010年4月から連邦税務局を率いる。同氏はモスクワ工作機械大学システム工学部を卒業後、ロシア連邦政府直属国立経済アカデミー(現ロシア大統領付属国立経済行政アカデミー)で経済学博士号を取得。連邦税務局副長官や連邦不動産管理庁長官、連邦特別経済区管理庁長官を歴任したほか、露投資銀行ユナイテッド・ファイナンシャル・グループ(UFG)の会長も務めた。


関連国・地域: ロシア
関連業種: 政治

その他記事

すべての文頭を開く

ロシア、日本企業幹部ら13人の入国禁止(07/25)

EU外相会合、ハンガリーで開催せず(07/24)

中欧2カ国、EUに調停要請=石油供給停止(07/24)

リトアニア、クラスター弾禁止条約離脱へ(07/22)

バルト3国、ベラルーシ登録車を入国禁止(07/19)

ロシア2大都市結ぶ高速道路、全線開通(07/18)

平和サミット、11月に再開催も=ウクライナ(07/17)

【ロシアはこう読め】ロシアの生き残りを左右するインドの出方(07/17)

露、独ラインメタルCEOの暗殺計画か(07/15)

ロシア議会、増税案を可決=軍事費確保(07/12)

すべての文頭を開く

※本コメント機能はFacebook Ireland Limitedによって提供されており、この機能によって生じた損害に対して株式会社NNAは一切の責任を負いません。

の記事は有料サービスご契約者様限定記事です。契約すると続きをお読みいただけます。契約されている方は、画面右側にある各種ログインからログインください。
無料トライアルはこちら
購読申し込みはこちら

NNAからのご案内

各種ログイン