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独消費者信頼感、12月は改善 景気見通しが大きく上昇

市場調査会社GfKは26日、ドイツの12月の消費者信頼感指数が9.7ポイント(予測値)となったと発表した。過去3年で最低となった前月から0.1ポイント上昇した。

GfKは毎月、消費者約2,000人を対象にアンケートを実施。主に「収入の見込み」と「購買意欲」の二つの指数から信頼感指数を算出する。他に「景気見通し」についても尋ねている。

11月の詳報を見ると、「収入の見込み」は45.5ポイントと、前月から6.5ポイント上昇。「景気見通し」は大きく15.5ポイント改善し、1.7ポイントだった。一方、「購買意欲」は50ポイントと、1.7ポイント下がっている。

GfKは今回の結果について、消費者信頼感が予想を上回る高水準となり、第3四半期(7~9月)のリセッション(景気後退)阻止に寄与したと説明。世界経済の減速、貿易紛争、ブレグジットを巡る不透明感といったリスク要因により、1年前に比べて消費者信頼感は下がっているものの、現時点の水準を見るに消費者はおおむね満足しており、購買意欲は安定しているとの見方を示した。


関連国・地域: ドイツ
関連業種: マクロ・統計・その他経済

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