仏国立統計経済研究所(INSEE)は30日、2019年第2四半期(4~6月)の国内総生産(GDP、速報値)が0.2%増加したと発表した。伸びは第1四半期の0.3%から減速した。
支出項目別に見ると、家計最終消費支出は前期の0.4%から0.2%に減速。投資を示す総固定資本形成は0.9%増加し、伸びは第1四半期から0.4ポイント拡大した。政府最終消費支出は0.4%増に加速している。内需はGDPを0.4ポイント押し上げた。
輸出は0.2%拡大し、前期から横ばい。輸入は第1四半期の1.1%から0.1%に大きく減速した。輸出から輸入を差し引いた純輸出のGDPへの寄与度はゼロポイントだった。
INSEEは、2019年のGDP成長率が1%にとどまり、2018年の1.7%から減速すると予測している。
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