メイ首相の後任を選ぶ与党・保守党の党首選挙が13日に始まり、同党の下院議員による第1回目の投票が行われた。10人の候補者のうち最も支持を集めたのは、大方の予想通りジョンソン前外相だった。一方、既定の得票数に満たなかったレッドソム前下院院内総務ら3人の候補は脱落している。BBC電子版が伝えた。
ジョンソン氏は114票を集め、2位のハント外相(43票)を大きく引き離した。3位はゴーブ環境・食料・農村相で37票だった。以下、ラーブ前EU離脱相(27票)、ジャビド内相(23票)、ハンコック保健相(20票)、スチュワート国際開発相(19票)が続いている。
一方、今回の投票では票数が17票に満たない候補者は除外されることになっていたため、レッドソム氏(11票)とハーパー前下院院内幹事長(10票)、マクビー前労働・年金相(9票)が戦列を外れた。
同党は18日に2回目の投票を行い、得票数33票未満の候補者を除外する。候補者が2人に絞りまれるまで同様の投票を繰り返した上で、22日から一般党員約16万人による投票を実施する。結果は7月22~26日に発表される予定。
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