• 印刷する

消費者信頼感、1月は横ばい 経済の楽観視が減退=GfK

市場調査会社GfKは21日、ドイツの1月の消費者信頼感指数が10.4ポイント(予測値)となったと発表した。低下するとの市場予想に反し、前月から横ばいとなった。

GfKは毎月、消費者約2,000人を対象にアンケートを実施。主に「収入の見込み」と「購買意欲」の2つの指数から信頼感指数を算出する。他に「景気見通し」についても尋ねている。

12月の詳報を見ると、「景気見通し」は14.1ポイントと3.3ポイント悪化。「購買意欲」は4.4ポイント低下し53.1ポイントだった。半面、「収入の見込み」は53.8ポイントと3.6ポイント改善している。

GfKは、米国や中国、欧州連合(EU)の間で続く貿易摩擦やブレグジットを巡る不透明感により、経済への楽観的な見方が失われつつあると説明。ドイツ国民は、関税の引き上げといった将来的な貿易規制をリスクと捉えているとし、輸出の減少は経済成長を減速させると指摘した。


関連国・地域: ドイツEUアジア米国
関連業種: 小売り・卸売りマクロ・統計・その他経済

その他記事

すべての文頭を開く

独の対米輸出、38%縮小も 関税50%で=Ifo推計(06/24)

独国内の米施設、脅威が増大=首相府長官(06/24)

ブレインラボ、IPOで価値21億ユーロも(06/24)

ユーロ圏総合PMI、6月は横ばい=速報値(06/24)

ラインメタル、中国社から制御部品受注(06/24)

A・シュプリンガー、事業の第3の柱を模索(06/24)

製造業の受注残、4月は0.8%増加(06/24)

自転車業界の売上高、コロナ以降で初の減少(06/24)

大型サウナのテルメ、英投資CVCと合弁(06/23)

アウディ、米国に工場建設も 南部で最大40億ユーロの投資案(06/23)

すべての文頭を開く

※本コメント機能はFacebook Ireland Limitedによって提供されており、この機能によって生じた損害に対して株式会社NNAは一切の責任を負いません。

の記事は有料サービスご契約者様限定記事です。契約すると続きをお読みいただけます。契約されている方は、画面右側にある各種ログインからログインください。
無料トライアルはこちら
購読申し込みはこちら

NNAからのご案内

各種ログイン