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Ifo企業景況感、11月は悪化

Ifo経済研究所は26日、11月のドイツの企業景況感指数(2015年=100、季節調整済み)が102ポイントになったと発表した。前月から0.9ポイント低下し、市場予想を下回った。

Ifoは毎月、国内の約9,000社を対象にアンケート調査を実施。現在の景気に対する見方を示す「現況指数」と半年後の見通しを示す「期待指数」を元に景況感指数(総合指数)をまとめている。11月は現況指数が105.4ポイントと10月から0.7ポイント低下。期待指数は前月を1ポイント下回り、98.7ポイントだった。

総合指数を業種別に見ると、製造業は1.7ポイント低下。現状指数が大きく落ち込み、期待指数も下がった。

サービス業は1.5ポイント低下。現況指数はわずかに改善したものの、期待指数が悪化した。小売りは現況指数と期待指数が共に落ち込み、0.4ポイント下がった。建設は2.6ポイント下降し、過去最高を記録した前月から失速した。

Ifoのクレメンス・フュースト所長は今回の結果を受け、「ドイツ経済は冷え込みつつある」として、第4四半期(10~12月)の経済成長率は最大でも0.3%程度にとどまるとの見方を示した。


関連国・地域: ドイツ
関連業種: その他製造建設・不動産小売り・卸売りサービスマクロ・統計・その他経済

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