ドイツ連邦統計庁は20日、3月の生産者物価指数(PPI)が前年同月比1.9%上昇したと発表した。2016年12月以降で最低を記録した2月の1.8%からやや加速し、半年ぶりに前月を上回った。
項目別では、エネルギーと中間財がそれぞれ2.4%、2.3%上昇。非耐久消費材は1.4%値上がりし、耐久消費財は1.3%伸びた。投資財も1.2%のプラスだった。
エネルギーの内訳を見ると、電力が5.5%上昇。石油製品は1.3%値上がりし、天然ガス(流通向け)は0.2%伸びた。エネルギーを除くPPIは1.7%上昇した。
PPIは前月比では0.1%上昇し、2月のマイナス0.1%からプラスに転じた。
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