ドイツ連邦経済技術省は6日、2月の鉱工業生産指数(2015年=100、稼働日数・季節調整済み)が105.8ポイントとなり、前月から1.6%低下したと発表した。1月のプラス0.1%からマイナスに転落。落ち込み幅は2015年8月以降で最低を記録した。
分野別では製造業が2%減少。うち投資財が3.1%減り、消費財と中間財はそれぞれ1.5%、0.7%縮小した。建設は2.2%落ち込んだ。一方、エネルギーは4%拡大している。
ぶれの小さい2カ月ベースで見ると、1~2月の鉱工業生産は前の2カ月から0.9%縮小した。製造業が1.3%減った半面、建設業は1.1%伸びた。
経済技術省は、製造業では受注が好調で景況感も高水準にあることから、今後も上昇基調が継続するものの、今年の伸びは昨年を下回るとの見方を示している。
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