ドイツ連邦労働局は3日、2017年12月の失業率(季節調整済み)が5.5%となったと発表した。前月から変化がなく、東西統一後の最低記録を維持した。
失業者数は11月から約2万9,000人減少し、244万2,000人だった。
季節調整前の失業率は5.3%と、こちらも前月から横ばい。地域別では旧西独が4.9%と前月から変化がなく、旧東独は7.1%で、0.1ポイント上昇した。全国の男女別では男性が5.6%と0.1ポイント悪化。女性は5.1%で、横ばいだった。
全体の失業者数(季節調整前)は238万4,961人と、1万6,550人増えた。
連邦労働局のデトレフ・シェーレ局長は、失業者数の増加は例年に比べて少なく、企業の人材確保に対する需要も力強く伸びており、12月の労働市場は非常に良く発展したとコメントした。[労務]
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