ドイツ連邦経済技術省は6日、8月の製造業受注指数(2010年=100、稼働日数・季節調整済み)が119.5ポイントとなり、前月比3.6%上昇したと発表した。中間財と消費財が特に好調だった。
8月は国内受注が2.7%増加。国外は4.3%増え、うちユーロ圏が1%落ち込んだ半面、非ユーロ圏が7.7%伸びた。全体の分野別では中間財が6.7%、消費財が4.8%それぞれ増加。投資財は1.6%のプラスだった。
ぶれの小さい2カ月ベースで見ると、7~8月の製造業受注は前の2カ月から1.8%増加している。
経済技術省は、力強い受注水準や安定した企業景況感、売上高の伸びなどが好調な将来図を描いていると指摘。製造業の堅調な上昇傾向は今後も続くとの見通しを示した。
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