• 印刷する

メルケル独首相、総選挙で4選濃厚に

ドイツのメルケル首相が、9月24日の総選挙で4選を果たす可能性が濃厚だ。同首相率いるキリスト教民主同盟・社会同盟(CDU・CSU)の支持率はここへきて若干後退しているものの、優位は動かない。ロイター通信が19日伝えた。

独紙フランクフルター・アルゲマイネがこの日公表した最新世論調査の結果によると、CDU・CSUの支持率は36.5%で、8月末から2ポイント低下。連立相手の社会民主党(SPD)は22%とやはり2ポイント下げた。一方、前政権で連立与党の一角を占めていた自由民主党(FDP)は11%とやや持ち直した。ユーロ圏解体と反難民を訴える「ドイツのための選択肢(AfD)」は2ポイント支持を伸ばし、10%に達している。

それでもCDU・CSUのリードは盤石なことから、世間の関心は既に連立相手に集まっているようだ。有権者の23%はFDPとの連立を望み、現在の大連立の支持派は14%にとどまっている。


関連国・地域: ドイツ
関連業種: マクロ・統計・その他経済政治

その他記事

すべての文頭を開く

EUの社用車EV戦略に反対 メルツ首相「自動車産業を破壊」(07/23)

6千億ユーロ投資計画、懐疑的見方も(07/23)

金属・電気産業の雇用、年初から6万人減少(07/23)

シュツットガルト駅改築、全面開業は27年夏(07/23)

産業車両ユングハインリッヒ、露事業を売却(07/23)

イチゴ収穫量、30年ぶり低水準の見通し(07/23)

銀行支店数、24年は8.4%減少(07/23)

独で6千億ユーロを投資 61社が連合、28年までに(07/22)

商用車ダイムラー、中国からの生産撤退も(07/22)

メルセデス、22万台リコール=タカタ製部品(07/22)

すべての文頭を開く

※本コメント機能はFacebook Ireland Limitedによって提供されており、この機能によって生じた損害に対して株式会社NNAは一切の責任を負いません。

の記事は有料サービスご契約者様限定記事です。契約すると続きをお読みいただけます。契約されている方は、画面右側にある各種ログインからログインください。
無料トライアルはこちら
購読申し込みはこちら

NNAからのご案内

各種ログイン