仏シャルリー・エブド、またも風刺画で物議

仏週刊紙シャルリー・エブド(Charlie Hebdo)に掲載されたスペインでのテロを題材とする風刺画が、イスラム教への反感をあおると批判を受けている。ニュース専門局フランス24などが伝えた。

23日に発行された最新号の表紙は「イスラム、永久に平和な宗教」との文言に、走り去る白いバンと2人の犠牲者が描かれている。イスラム教と暴力のつながりを連想させ、犯人ではなくイスラム教自体に汚名を着せようとしているとして非難が噴出した。

同紙の編集者ローラン・スリソー氏は社説で、「専門家や政策立案者は、穏健派や法を順守するイスラム教徒への配慮から、突っ込んだ質問を避けている」と掲載理由を説明。「今回の事件では宗教の果たした役割についての議論や疑問が完全に消失している」と主張している。

シャルリー・エブドはこれまでも、宗教や聖職者を風刺で攻撃してきた。特にイスラム教を巡っては、預言者ムハンマドの風刺画を掲載するなどしてたびたび物議を醸しており、2015年1月のパリ本社襲撃事件以来、世界的知名度を得る一方で過激派の標的となっている。


関連国・地域: フランススペイン欧州
関連業種: 自動車・二輪車マスコミ・出版・広告社会・事件政治

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