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仏料理評論家クリスチャン・ミヨー氏が死去

フランスの料理評論家でジャーナリストのクリスチャン・ミヨー氏が5日死去した。88歳だった。AFP通信などが伝えた。

ミヨー氏は1970年代、フランス語で「新しい料理」を意味する「ヌーベル・キュイジーヌ」を提唱。より軽く、盛り付けの美しい料理を新しいフランス料理として後押しした。この潮流の下で生まれた料理は、バターとクリームを多用した従来の重い料理に代わり、フレンチレストランのメニューに取り入れられた。また、同氏はシェフがレシピ本を出版したり、テレビの料理番組に出演することも奨励し、いわゆる「セレブリティー・シェフ」の生みの親となった。

1969年には同僚のアンリ・ゴー氏と共にグルメ雑誌「ゴー・ミヨー」を創刊。今や世界12カ国で出版されて、タイヤで欧州最大手の仏ミシュランが発行する格付けガイドブック「ミシュランガイド」に次ぐ影響力を誇る。

「ゴー・ミヨー」のコーム・ドシェリゼー最高経営責任者(CEO)はミヨー氏の功績を、世界中の食文化に変化をもたらし、ジョエル・ロブション氏やミシェル・ゲラール氏ら著名なシェフを支援したと称えた。


関連国・地域: フランス
関連業種: 食品・飲料その他製造メディア・娯楽社会・事件

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