ドイツ連邦労働局は1日、7月の失業率(季節調整済み)が5.7%となったと発表した。前月から横ばいで、東西統一後の最低記録を維持した。
失業者数は6月から約9,000人減少し、253万7,000人だった。
季節調整前の失業率は5.6%と、前月から0.1ポイント上昇。地域別では旧西独が5.2%、旧東独は7.4%で、共に0.1ポイント悪化している。全国の男女別では男性が5.8%で横ばいだった一方、女性は5.5%で0.2ポイント上がった。
全体の失業者数(季節調整前)は251万7,645人と、4万5,003人増えた。
連邦労働局は、季節調整前の失業率が夏季休暇の始まるこの時期に上がるのは例年のことだと説明。デトレフ・シェーレ局長は、季節調整後の失業者数はさらに減少していると指摘した上で、「雇用者数は引き続き増加し、労働者の需要は依然として力強い」と述べた。[労務]
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