ドイツ連邦経済技術省は6日、5月の製造業受注指数(2010年=100、稼働日数・季節調整済み)が114.6ポイントとなり、前月比1%上昇したと発表した。国外からの受注が好調で2カ月ぶりのプラスに復帰した。
5月は国内受注が1.9%減少。国外は3.1%拡大し、うちユーロ圏が1.7%、非ユーロ圏が4%それぞれ伸びた。全体の分野別では投資財が2.6%増えた。一方、消費財は2.9%のマイナス。中間財も0.7%減少した。ぶれの小さい2カ月ベースで見ると、4~5月の製造業受注は前の2カ月から1.1%減っている。
経済技術省は、堅調な受注の伸びと好調な企業景況感が製造業のさらなる上昇基調を示していると指摘した。
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