• 印刷する

パリに起業支援の「ステーションF」登場

パリ中心部に、スタートアップの大型支援拠点「ステーションF」が登場した。開設式に駆けつけたマクロン大統領は、自由な草の根運動を率いて選挙を勝ち抜いた自らの境遇を新興企業と結び付け、起業家精神を促進し、ビジネスに不寛容なフランスのイメージを刷新すると誓った。

「ステーションF」はセーヌ川の河畔にある旧鉄道車庫の3万4,000平方メートルの敷地を利用した施設で、仏大手インターネット接続事業者(ISP)イリアド(Iliad)の創業者であるグザビエ・ニール氏が出資。3つのスペースに分かれ、新興企業1,000社を収容する。

同施設には米ソーシャルメディア大手フェイスブック、米オンライン販売大手アマゾン、マイクロソフトがインキュベーター(起業支援事業者)として参加。新興企業はそれぞれ毎月195ユーロを支払って支援を受ける仕組みだ。

なお韓国のIT(情報技術)大手ネイバーは「ステーションF」内に、創業間もないスタートアップ企業を支援するための施設「スペースグリーン」を開設している。


関連国・地域: フランスアジア米国
関連業種: IT・通信小売り・卸売りマクロ・統計・その他経済

その他記事

すべての文頭を開く

フランス、2026年度予算案の審議が大詰め(12/12)

オーステッド、欧州陸上風力事業に2社関心(12/12)

エッフェル、12億ユーロ調達=再生エネ支援(12/12)

カルグス、配送サービス拡大=カルフールと(12/12)

仏下院、社会保障予算案可決=本予算に弾み(12/11)

海運CMA、紅海路線を増便へ=情勢安定(12/11)

鉄道ゴーボルタ、独2都市へ運行=26年3月(12/11)

トタル、ナミビア沖権益取得=ガルプと提携(12/11)

ルノーとフォード、欧州向け廉価EV生産へ(12/10)

ロレアル、ガルデルマへの出資比率20%に(12/10)

すべての文頭を開く

※本コメント機能はFacebook Ireland Limitedによって提供されており、この機能によって生じた損害に対して株式会社NNAは一切の責任を負いません。

の記事は有料サービスご契約者様限定記事です。契約すると続きをお読みいただけます。契約されている方は、画面右側にある各種ログインからログインください。
無料トライアルはこちら
購読申し込みはこちら

NNAからのご案内

各種ログイン