• 印刷する

パリ、家庭の食品廃棄物リサイクルを開始

パリ中心部の2区と12区で4日、家庭から出た食品廃棄物のリサイクルが始まった。生ごみは今後、行政が配置した専用のリサイクルボックスに入れて回収される。仏メディアのザ・コネクションが3日伝えた。

パリでは2002年にガラス、古紙、プラスチックの分別回収が始まったが、食品廃棄物については手つかずだった。施行開始前には約100人の行政職員が説明書などが入った専用キットを各家庭に配布した。今回、2区と12区を合わせて年間3,500トンの食品廃棄物の回収を見込んでいる。

パリ市は2020年までに市内全域での食品廃棄物リサイクルを目標としている。回収された食品廃棄物は、肥料のほか、バイオマス燃料としてバスなどの公共交通機関や発電に使われる。

市民1人当たりの家庭ごみ排出量は年間500キロ前後に上るが、リサイクルされているのはそのうちわずか20%という。[環境ニュース]


関連国・地域: フランス
関連業種: 食品・飲料化学農林・水産その他製造運輸電力・ガス・水道マクロ・統計・その他経済社会・事件

その他記事

すべての文頭を開く

EDF、コルドメ発電所を原発施設に転換へ(05/30)

仏伊首脳、6月3日にローマで会談へ(05/30)

仏・インドネシア首脳会談=防衛協定に調印(05/29)

レミーコアントロー、新CEO就任へ(05/29)

下院、終末期患者への「死の援助」法案可決(05/29)

エクソンモービル、仏子会社売却で独占交渉(05/29)

RTE、洋上風力ケーブル工場の誘致検討(05/28)

インフレ率、5月は0.7%=速報値(05/28)

カジノ、モロッコで210店舗を出店へ(05/28)

DSスミス買収の米社、英拠点5カ所閉鎖へ(05/28)

すべての文頭を開く

※本コメント機能はFacebook Ireland Limitedによって提供されており、この機能によって生じた損害に対して株式会社NNAは一切の責任を負いません。

の記事は有料サービスご契約者様限定記事です。契約すると続きをお読みいただけます。契約されている方は、画面右側にある各種ログインからログインください。
無料トライアルはこちら
購読申し込みはこちら

NNAからのご案内

各種ログイン