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独国民の55%「トランプ米政権は4年続かず」

ドイツ国民の55%は、トランプ米大統領は4年の任期を全うできないと予想している――。インターネット調査会社ユーガブ(YouGov)による最新調査で、こうした事実が分かった。

調査は18歳以上の1,007人を対象に、2月20~23日に実施。うちトランプ大統領の早期退任を確信しているのは21%で、4年続くと確信している(5%)、4年続くと思う(9%)を上回った。

トランプ大統領の就任後の政策については、38%が悪い意味で驚いている。予想通りとしたのは35%で、良い意味で驚いたと答えたのは8%にとどまった。ユーロ圏解体と反難民を訴える「ドイツのための選択肢(AfD)」支持者に限ると、28%が肯定的にみている。また外交面では、全体の29%がテロとの戦いに良い影響を及ぼすと期待する半面、56%は国際安全保障の安定性を脅かすと懸念している。

ユーガブは併せて、トランプ大統領、メルケル首相、社会民主党(SPD)の次期首相候補であるシュルツ党首の3人の印象について質問。トランプ氏を表す言葉として「物議を醸す」「短気」「整理されていない」などが多数派だった。メルケル首相は「自制心がある」「落ち着いている」「慎重」とされ、シュルツ党首は「恐れがない」「新たな経験に対してオープン」「熱心」と認識されている。


関連国・地域: ドイツ米国
関連業種: マクロ・統計・その他経済政治社会・事件

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