• 印刷する

独連立与党、大統領候補に外相を擁立で合意

メルケル首相率いるキリスト教民主同盟(CDU)と姉妹政党でバイエルン州を地盤とするキリスト教社会同盟(CSU)、社会民主党(SPD)による連立与党は14日、SPDに所属するシュタインマイヤー外相を次期大統領の候補者に指名する方針で合意した。ロイター通信などが伝えた。

来年2月に行われる次期大統領選をめぐっては、与党3党はかねて、統一候補を擁立する取り決めを交わしていた。SPDは先に、シュタインマイヤー氏の擁立を2党に打診したが、CSUから反対の声が上がるなどしたため協議を続けていた。今回の合意で、シュタインマイヤー外相が次期大統領に就く可能性が高まったが、外相の後任候補については「時期尚早」としてコメントを控えている。一部では欧州議会のシュルツ議長が有力候補とみられている。

シュタインマイヤー外相はトルコにおける人権侵害を公然と非難しているほか、英国の欧州連合(EU)離脱に向けた交渉では強気な姿勢で臨んでいる。米大統領選を制したトランプ氏に対しては「革新的な協力関係を望む」とコメント。過去には同氏について「EUだけでなく、世界の問題になる」と評していた。

なお、現職のガウク大統領は今年6月、次期大統領選に出馬しない意向を表明した。


関連国・地域: 英国ドイツEUトルコ米国
関連業種: マクロ・統計・その他経済政治

その他記事

すべての文頭を開く

メルツ氏、中国首相と会談 レアアース巡り意見交換か(11/25)

ポルトガル航空、欧州3社が出資に関心(11/25)

新たな兵役制度、6割が支持=世論調査(11/25)

軍用ドローンのスターク、英国工場を開設(11/25)

自動車部品ZF、コスト削減策で利益率改善(11/25)

連邦参議院、CO2貯留法改正案を承認(11/25)

ケルン駅、来春また閉鎖=信号工事が未完(11/25)

Ifo企業景況感、11月は悪化(11/25)

独ザールルイの車両生産終了 フォード、パーツ製造に転換(11/24)

独経済、第4四半期は緩やかな成長に=連銀(11/24)

すべての文頭を開く

※本コメント機能はFacebook Ireland Limitedによって提供されており、この機能によって生じた損害に対して株式会社NNAは一切の責任を負いません。

の記事は有料サービスご契約者様限定記事です。契約すると続きをお読みいただけます。契約されている方は、画面右側にある各種ログインからログインください。
無料トライアルはこちら
購読申し込みはこちら

NNAからのご案内

各種ログイン