• 印刷する

中東欧から英国への移民労働者、100万人突破

英政府統計局(ONS)は、2004年に欧州連合(EU)に加盟した中東欧8カ国出身の移民労働者が初めて100万人を超えたと明らかにした。EU全体からの労働者が223万人で、半分に迫る勢いとなっている。

ポーランド、ハンガリー、チェコ、スロバキア、スロベニア、エストニア、ラトビア、リトアニアの8カ国からの移民労働者は10年前には25万人程度で、以後4倍近くに増えた格好だ。今年4~6月には前年同期に比べ4万4,000人増えている。

また、ブルガリア人とルーマニア人は合わせて26万6,000人と、1年前から約8万7,000人増加。独立系シンクタンクのマイグレーション・ウォッチは、「こうした大量の移民が地域社会に及ぼす影響が、先の国民投票の結果をもたらした大きな原因」とコメントしている。

なおONSが18日発表した統計によると、英国で2015年に活用された人的資本の価値は19兆2,300億ポンドと前年比4.8%増加している。[労務]


関連国・地域: 英国ポーランドチェコスロバキアハンガリースロベニアルーマニアブルガリアエストニアラトビアリトアニア
関連業種: マクロ・統計・その他経済雇用・労務政治社会・事件

その他記事

すべての文頭を開く

英政府、住宅ローン保証へ 購入支援でスキーム導入=報道(07/10)

英再エネ企業、リトアニアでBESS売却(07/10)

肺疾患薬ベローナ、米メルクが買収(07/10)

英石油BP、オランダの給油所網を売却(07/10)

中英間の海輸コスト急上昇=米関税影響で(07/10)

建設7社、情報共有巡り1億ポンド支払い(07/10)

ハリファックス住宅価格、6月は横ばい(07/10)

英財政に「深刻なリスク」 政策効果は限定的=予算局が指摘(07/09)

マクロン仏大統領、国賓待遇で訪英(07/09)

英政府、富裕税の導入検討か=元党首が提言(07/09)

すべての文頭を開く

※本コメント機能はFacebook Ireland Limitedによって提供されており、この機能によって生じた損害に対して株式会社NNAは一切の責任を負いません。

の記事は有料サービスご契約者様限定記事です。契約すると続きをお読みいただけます。契約されている方は、画面右側にある各種ログインからログインください。
無料トライアルはこちら
購読申し込みはこちら

NNAからのご案内

各種ログイン