• 印刷する

イワノフ大統領府長官が辞任=プーチン氏側近

ロシア大統領府は12日、セルゲイ・イワノフ大統領府長官が辞任したと発表した。後任にはアントン・ワイノ副長官が就き、イワノフ氏は運輸・環境問題の大統領特別代表となる。同氏は長年、プーチン大統領の側近として活躍してきただけに、突然の退任劇に驚きの声が上がっている。

イワノフ氏はプーチン大統領と同じ旧ソ連国家保安委員会(KGB)出身で、同大統領がKGBの後身である連邦保安庁(FSB)長官だった際には次官を勤めた。その後、同大統領が政権を握ると同時に防衛大臣や副首相など要職を歴任。大統領が最も信頼する人物の1人として知られ、一時は後継者とも目されていた。2011年12月から現職。

辞任の理由は明らかにされていないが、プーチン大統領は、イワノフ氏の退任は本人の意思によるものと説明。同氏はかねて、4年をめどに長官職を降りたいと申し出ていたという。ただ、今回の人事は事実上の降格となることから、イワノフ氏が解任されたとの臆測もある。

なお、後任のワイノ氏は外務省出身で、在日ロシア大使館に勤めた経験を持つ。2012年5月から大統領府副長官を務めている。


関連国・地域: ロシアアジア
関連業種: 運輸マクロ・統計・その他経済政治

その他記事

すべての文頭を開く

米露首脳、15日にアラスカ州で会談(08/12)

露の宝飾品ファベルジェ、米投資社が買収(08/12)

UAE、対露貿易額を今後5年で倍増へ(08/11)

石油MOL、カザフKMGと新たな原油契約(08/08)

トランプ氏、近くプーチン大統領と会談へ(08/08)

タジキスタン、液化ガス輸入の53%が露産(08/07)

プーチン氏、ラオス主席と会談=輸送網強化(08/05)

OPECプラス、9月も増産=54.7万バレル(08/05)

露、新設給油所にEV充電器の設置義務付け(08/04)

ロスアトム、タンザニアにウラン処理施設(08/04)

すべての文頭を開く

※本コメント機能はFacebook Ireland Limitedによって提供されており、この機能によって生じた損害に対して株式会社NNAは一切の責任を負いません。

の記事は有料サービスご契約者様限定記事です。契約すると続きをお読みいただけます。契約されている方は、画面右側にある各種ログインからログインください。
無料トライアルはこちら
購読申し込みはこちら

NNAからのご案内

各種ログイン