• 印刷する

ニーステロめぐり数人拘束=ISとの関連は不明

仏南東部ニースで起きたトラック突入テロをめぐり、カズヌーブ内相は犯行声明を出したイスラム過激派組織「イスラム国(IS)」と容疑者の関連性は依然として不明との見解を示した。RTLラジオでのインタビューとして、AFP通信が伝えた。

カズヌーブ内相は「バランスを失った非常に暴力的な個人が急速に過激化し、この卑劣極まりない犯罪を犯した可能性は否めない」としている。

当局は、犯人をニースに住む31歳のチュニジア人モアメド・ラウエジュ・ブレルと特定。犯行に使われた車両からは拳銃のほか、レプリカのライフルや手りゅう弾が見つかっている。

複数の情報筋によると、容疑者は携帯電話から「さらに武器を持って来い」とのメッセージを何者かに送っていたほか、数日前に現場を訪れていた。事件に絡み、これまでに7人が逮捕されている。

テロはフランス革命記念日に当たる14日午後10時半ごろ(現地時間)に発生。ブレル容疑者は19トントラックで、花火見物客でにぎわう海岸沿いの遊歩道に突入し、2キロにわたってジグザグ走行を続けた後、トラックを止めて銃を乱射した。同容疑者は警官に射殺されたが、84人が犠牲となり、256人が負傷。現在も6歳の男児を含む18人が重篤な状態にある。

事件を受け、オランド大統領は緊急事態宣言を7月26日から3カ月延長することを決定した。


関連国・地域: フランスアフリカ
関連業種: 自動車・二輪車IT・通信マクロ・統計・その他経済政治社会・事件

その他記事

すべての文頭を開く

吉利、ルノー・ブラジル法人の株式26%取得(11/05)

仏新車登録台数、10月は2.9%増加(11/04)

独仏首脳、COP30出席見通しか(11/04)

シーメンス、仏キャップジェミニと提携拡大(11/04)

アコー、シリアでホテル15軒開業=31年まで(11/03)

英政府、エアバス100機をベトナムに供給(11/03)

食品ダノン、第3四半期は4.8%増収(11/03)

英・欧州間の鉄道計画が前進 ヴァージン、車両基地の許可取得(10/31)

海運CMA、サウジでターミナル開発(10/31)

すべての文頭を開く

※本コメント機能はFacebook Ireland Limitedによって提供されており、この機能によって生じた損害に対して株式会社NNAは一切の責任を負いません。

の記事は有料サービスご契約者様限定記事です。契約すると続きをお読みいただけます。契約されている方は、画面右側にある各種ログインからログインください。
無料トライアルはこちら
購読申し込みはこちら

NNAからのご案内

各種ログイン