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ユーロ圏インフレ率、3カ月連続で3%=改定値

欧州連合(EU)の統計局ユーロスタットは15日、11月のユーロ圏17カ国の消費者物価指数(改定値)が前年同月比3%上昇したと発表した。速報値から変化がなく、過去3年で最高の水準を3カ月連続で維持している。

伸びが目立つのは運輸関連と住宅関連で、それぞれ5.4%、5.3%上昇。アルコール飲料・たばこも4.3%値上がりした。逆に通信関連は1.7%下がっている。価格変動が激しいエネルギーと生鮮食品を除いたコアインフレ率は2%だった。

国別でインフレ率が一番低いのはマルタとアイルランドで、それぞれ1.5%、1.7%。一方、スロバキアは4.8%と17カ国中で伸びが最大だった。主要国ではドイツとフランスがそれぞれ2.8%、2.7%上昇している。

EU27カ国のインフレ率は前年同月比3.4%で、10月から伸びが横ばい。英国は5%から4.8%に減速している。

欧州中央銀行(ECB)はこの日に発表した月次報告の中で、今後の経済見通しについて「金融市場の緊張がユーロ圏の経済活動に悪影響を及ぼし続けていることから、不透明感が強く下振れリスクは大きい」と述べ、こうした環境では物価圧力は弱いと指摘。「インフレ率は向こう数カ月は2%を超える水準で推移するが、その後は2%を割り込むだろう」と述べている。ECBは今月にユーロ圏の政策金利を2カ月連続で0.25ポイント引き下げ、過去最低の1%としている。


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