• 印刷する

水道テムズ、米社が増資撤回 破綻と再国営化の懸念高まる

経営難に陥っている英水道最大手テムズ・ウオーターは3日、増資に向けて米投資会社コールバーグ・クラビス・ロバーツ(KKR)と進めてきた交渉を停止すると発表した。KKRが撤退を決めたためで、テムズ・ウオーターは破綻を回避するため、債権団や英国の水道業界監督機関Ofwatと協議を続けていく。

同社は180億ポンドの負債を抱え債務整理が急務となっており、3月からKKRと交渉を進めてきた。KKRはテムズ・ウオーターの過半数株を約40億ポンドで取得する方針と報じられていた。

テムズ・ウオーターのエイドリアン・モンタギュー会長は、「交渉決裂は遺憾だが、持続可能な資本の再構成がすべての関係者にとって最善との信念は変わらない」とした上で、今後も増資に向けた各方面との話し合いを続けていくと述べた。

KKRが撤退したことで、テムズ・ウオーターの破綻と再国営化の懸念が高まっている。政府は同社が破綻した場合には、サービスを継続するため一時的に管理下に置く方針を示している。

一方、テムズ・ウオーターにはかねてスコットランドの水道会社キャッスル・ウオーターが関心を示しており、出資を提案するとの報道もあるが、必要な資金が確保できるかは不透明だ。


関連国・地域: 英国米国
関連業種: 金融電力・ガス・水道マクロ・統計・その他経済

その他記事

すべての文頭を開く

チューリッヒ保険、英ビーズリーに買収提案(01/21)

英、中国の新大使館を承認 3度延期も関係優先=欧州最大級(01/21)

製薬GSK、米同業ラプトを22億ドルで買収(01/21)

英、グリーン航空事業に4300万ポンド補助(01/21)

英政府、エネシステムのクラーケンに出資(01/21)

有識者委、政府にEV販売目標の緩和提言へ(01/21)

ロンドン証取、上場規則緩和の新規定が施行(01/21)

丸紅、靴クラークスのライセンス権取得(01/21)

塩野義、HIV特化の英ヴィーブに増資(01/21)

失業率、11月は5.1%で横ばい(01/21)

すべての文頭を開く

※本コメント機能はFacebook Ireland Limitedによって提供されており、この機能によって生じた損害に対して株式会社NNAは一切の責任を負いません。

の記事は有料サービスご契約者様限定記事です。契約すると続きをお読みいただけます。契約されている方は、画面右側にある各種ログインからログインください。
無料トライアルはこちら
購読申し込みはこちら

NNAからのご案内

各種ログイン