ドイツのルフトハンザ航空は、イスラエル・テルアビブ線の運航停止を6月8日まで延長すると明らかにした。同社は今月4日、イエメンの親イラン武装組織フーシ派がテルアビブ近郊のベングリオン空港付近をミサイルで攻撃して以降、テルアビブ線の運航を取りやめている。
同社は今月15日、運航停止を同25日まで延長すると発表していた。この間にイスラエル軍がパレスチナ自治区ガザでの軍事作戦を拡大するなど、中東情勢の悪化への懸念が高まっている。
運航停止の対象には、傘下のブリュッセル航空(ベルギー)、オーストリア航空、スイス航空、格安航空ユーロウイングスなどグループ全体のフライトが含まれる。
ルフトハンザ航空は影響を受ける利用者に対し、「空席状況に応じて代替便を案内する」と呼びかけている。
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