• 印刷する

石油シェル、28%減益 原油価格下落が影響=第1四半期

英国の石油大手シェルは2日、第1四半期(1~3月)の在庫評価変動の影響と特別損益を除いた純利益が55億7,700万ドルとなり、前年同期比27.9%減少したと発表した。原油価格の下落が響いた。

在庫評価変動の影響と特別損益を除いた純利益を事業別に見ると、ガス部門は32.5%減の24億8,300万ドル。化学製品部門は72.2%減った。再生可能エネルギーソリューション部門の純損失は4,200万ドルと、1年前の1億6,300万ドルの黒字から赤字に転落した。コーポレート部門の純損失は4億5,700万ドルと、1年前の3億6,800万ドルから赤字が拡大した。一方、探査・採掘の上流部門は20.9%、電気自動車(EV)充電サービスや潤滑油などを手がけるマーケティング部門は15.2%それぞれ拡大した。

純利益は47億8,000万ドルとなり、35%減少した。

上流部門の石油・ガスの生産量は日量185万5,000石油換算バレルと0.9%減少し、ガス部門と合わせると、2.5%減の283万8,000バレルだった。

第2四半期については、上流部門の生産量が日量156万~176万石油換算バレル、ガス部門は同89万~95万石油換算バレルになると見込んでいる。


関連国・地域: 英国
関連業種: 天然資源マクロ・統計・その他経済

その他記事

すべての文頭を開く

ウイスキー関税やガザ問題協議 スコットランド首相、米大統領と(07/30)

トランプ米大統領、露に12日以内の停戦要求(07/30)

首相、トランプ氏と会談=ガザ問題など協議(07/30)

イーストコースト本線で増便=当局が承認(07/30)

製薬アストラゼネカ、第2四半期は27%増益(07/30)

金融バークレイズ、第2四半期は34%増益(07/30)

公共サービス生産性、第1四半期は1%上昇(07/30)

EUワイン生産量、今年は5%減少も(07/30)

グレート・ヤーマス港、深海ターミナル新設(07/30)

エアバス、英従業員がストも 労使交渉難航なら=9月(07/29)

すべての文頭を開く

※本コメント機能はFacebook Ireland Limitedによって提供されており、この機能によって生じた損害に対して株式会社NNAは一切の責任を負いません。

の記事は有料サービスご契約者様限定記事です。契約すると続きをお読みいただけます。契約されている方は、画面右側にある各種ログインからログインください。
無料トライアルはこちら
購読申し込みはこちら

NNAからのご案内

各種ログイン