• 印刷する

商用車MAN、バッテリーの自社生産を開始

ドイツの自動車大手、フォルクスワーゲン(VW)傘下の商用車大手MANトラック&バスは11日、南部バイエルン州ニュルンベルクに新設したバッテリー工場の稼働を開始したと発表した。総投資額は1億ユーロ。同社は自社製バッテリーを大規模生産する国内初の商用車メーカーとなる。

同工場は年間10万個のバッテリー生産能力を備えており、まずは年間5万個のバッテリーを生産する予定。さらなる技術開発に向けて今後数年間で新たに1億5,000万ユーロを投じ、バッテリーモジュールも生産するとしている。追加投資のうち1,800万ユーロは連邦政府とバイエルン州からの補助金で賄う。

ニュルンベルク工場では400人の雇用創出を見込む。アレクサンダー・フラスカンプ最高経営責任者(CEO)は「バッテリー生産の開始により、ディーゼルエンジンを発明した企業として新たな時代を迎える。追加投資を含めると、ニュルンベルクへの総投資額は5億ユーロに達する」と述べた。同社はすでに電動トラックを納入している。[環境ニュース][労務]


関連国・地域: ドイツ
関連業種: 自動車・二輪車運輸マクロ・統計・その他経済雇用・労務

その他記事

すべての文頭を開く

商用車ダイムラー、5千人減 独で30年までに=生産移転も(07/10)

上半期の独EV市場、VWシェア46%に上昇(07/10)

独車の米国販売、BMW除く4社が不振(07/10)

変速機レンク、無人地上車ARXと提携(07/10)

ウニクレディト、コメルツ株保有20%に拡大(07/10)

ライン川、低水位続く=貨物船の航行に支障(07/10)

エアコン購入への関心、熱波襲来も低く=独(07/10)

商議所、東部経済へ打撃懸念 ポーランドの国境管理強化(07/09)

プラハ―コペンハーゲン直通列車、来春開始(07/09)

シーメンス、鉄道車両工場の拡張を完了(07/09)

すべての文頭を開く

※本コメント機能はFacebook Ireland Limitedによって提供されており、この機能によって生じた損害に対して株式会社NNAは一切の責任を負いません。

の記事は有料サービスご契約者様限定記事です。契約すると続きをお読みいただけます。契約されている方は、画面右側にある各種ログインからログインください。
無料トライアルはこちら
購読申し込みはこちら

NNAからのご案内

各種ログイン