• 印刷する

再生エネ補助金制度を改革へ 英政府、風力発電の開発加速

英政府は21日、再生可能エネルギー発電向けの「差額決済契約(CfD)」制度を含む補助金制度を改革する方針を明らかにした。2030年までにクリーン電力の比率を95%以上に引き上げる目標の達成に向け、風力発電を中心に開発を加速させることを狙う。

CfDは契約期間を現行の15年より伸ばすことを認めるほか、着床式洋上風力発電プロジェクトの基準を緩和する。また、洋上風力発電プロジェクトへの効率的な投資を後押しするため、予算策定に関するルールを改訂する。

英国で稼働または建設中の洋上風力発電施設の設備容量は計30.7ギガワットに上り、7.2ギガワット相当のプロジェクトが計画段階にある。ただ、政府は30年までに設備容量を計43~50ギガワットに引き上げることを目指しており、開発を加速させていく考えだ。

政府は2月、洋上風力発電の開発プロジェクトを対象とする支援スキーム「クリーン産業ボーナス」を始動した。新たなスキームはCfD制度を通じて申請を受け付け、支援対象となったプロジェクトには設備容量1ギガワット当たり2,700万ポンドが支給される。[環境ニュース]


関連国・地域: 英国
関連業種: 電力・ガス・水道マクロ・統計・その他経済

その他記事

すべての文頭を開く

英、新貿易戦略を発表 不当廉売措置を強化=米関税受け(06/27)

英の雇用法改定、秋以降に延期=審議に遅れ(06/27)

石油シェル、BPとの買収協議を否定(06/27)

英、ユニバーサル向けインフラに大型投資も(06/27)

世界エネルギー由来排出量、24年も過去最高(06/27)

英、中国製タービン流入阻止へ法的措置も(06/27)

英中小企業、コスト増で人員削減検討(06/27)

CBI小売売上高、6月は落ち込み加速(06/27)

ブルガリア、スイスポートの免許を一時停止(06/26)

BBVAのサバデル買収、3年間不可(06/26)

すべての文頭を開く

※本コメント機能はFacebook Ireland Limitedによって提供されており、この機能によって生じた損害に対して株式会社NNAは一切の責任を負いません。

の記事は有料サービスご契約者様限定記事です。契約すると続きをお読みいただけます。契約されている方は、画面右側にある各種ログインからログインください。
無料トライアルはこちら
購読申し込みはこちら

NNAからのご案内

各種ログイン