• 印刷する

東欧2カ国、1月にシェンゲン圏完全加盟へ

フォンデアライエン欧州委員長は22日、ブルガリアとルーマニアのシェンゲン圏完全加盟が2025年1月にも承認される見込みだと発表した。両国は3月にシェンゲン協定入りしていたが、現時点では国境審査の撤廃は空路と海路に限定されている。

欧州諸国が国境を越えた人の移動の自由を認め合うシェンゲン協定には、アイルランドとキプロスを除く欧州連合(EU)加盟国と、ノルウェー、スイス、アイスランド、リヒテンシュタインの計29カ国が加盟している。ブルガリアとルーマニアについては、両国からの陸路での移民流入を懸念するオーストリアが反対し、部分的加盟となっていた。

ハンガリーで開かれた会合で、ブルガリアとルーマニア、オーストリアを含めた4カ国が完全加盟に向けた共同宣言に署名した。フォンデアライエン氏は「前向きな結果を歓迎する」とコメントしている。EU理事会の承認を経て実現する見込みだ。


関連国・地域: EUルーマニアブルガリア
関連業種: マクロ・統計・その他経済政治

その他記事

すべての文頭を開く

一寸先は 【月次リポート】欧州(8月)(09/05)

英・スペイン首脳会談、戦略枠組み協定締結(09/05)

【欧州航空・鉄道論】フルフラット席の夜行バス 3年間で全欧25都市に展開へ(09/05)

米エクソン、欧州化学工場の売却検討か(09/05)

中国のEC大手、欧州で倉庫拡大=米関税で(09/05)

ドイツとポルトガルで鳥インフルの流行報告(09/05)

PPC、ルーマニアに初の再エネEV充電器(09/04)

欧州委、メルコスールとのFTA手続き着手(09/04)

米化学PPG、トヨタ欧州子会社と提携(09/04)

すべての文頭を開く

※本コメント機能はFacebook Ireland Limitedによって提供されており、この機能によって生じた損害に対して株式会社NNAは一切の責任を負いません。

の記事は有料サービスご契約者様限定記事です。契約すると続きをお読みいただけます。契約されている方は、画面右側にある各種ログインからログインください。
無料トライアルはこちら
購読申し込みはこちら

NNAからのご案内

各種ログイン