• 印刷する

東欧2カ国、1月にシェンゲン圏完全加盟へ

フォンデアライエン欧州委員長は22日、ブルガリアとルーマニアのシェンゲン圏完全加盟が2025年1月にも承認される見込みだと発表した。両国は3月にシェンゲン協定入りしていたが、現時点では国境審査の撤廃は空路と海路に限定されている。

欧州諸国が国境を越えた人の移動の自由を認め合うシェンゲン協定には、アイルランドとキプロスを除く欧州連合(EU)加盟国と、ノルウェー、スイス、アイスランド、リヒテンシュタインの計29カ国が加盟している。ブルガリアとルーマニアについては、両国からの陸路での移民流入を懸念するオーストリアが反対し、部分的加盟となっていた。

ハンガリーで開かれた会合で、ブルガリアとルーマニア、オーストリアを含めた4カ国が完全加盟に向けた共同宣言に署名した。フォンデアライエン氏は「前向きな結果を歓迎する」とコメントしている。EU理事会の承認を経て実現する見込みだ。


関連国・地域: EUルーマニアブルガリア
関連業種: マクロ・統計・その他経済政治

その他記事

すべての文頭を開く

【今週の主な予定】11月25~29日(11/25)

東欧2カ国、1月にシェンゲン圏完全加盟へ(11/25)

EU加盟国、米新政権の関税巡る対応を協議(11/25)

ユーロ圏PMI、11月は低下=速報値(11/25)

ステランティス、メキシコ投資計画見直しも(11/25)

英新政権の大型予算案と金融政策 <連載コラム・欧州経済の潮流を読む> 第64回(11/22)

ギリシャ、観光島の脱炭素化基金を設立(11/22)

欧州新車登録台数、10月は0.1%増(11/22)

ポーランド、農家がウクライナ国境再封鎖へ(11/22)

ヘネシー、従業員がスト=中国移転案に抗議(11/22)

すべての文頭を開く

※本コメント機能はFacebook Ireland Limitedによって提供されており、この機能によって生じた損害に対して株式会社NNAは一切の責任を負いません。

の記事は有料サービスご契約者様限定記事です。契約すると続きをお読みいただけます。契約されている方は、画面右側にある各種ログインからログインください。
無料トライアルはこちら
購読申し込みはこちら

NNAからのご案内

各種ログイン