対話型人工知能(AI)を手がける米国のブランド・エンゲージメント・ネットワーク(BEN)は、広告向けサービスを提供するドイツのカタネオ(Cataneo)を買収すると発表した。取引額は1,950万ドルで、手続きは年内に完了する見通し。
カタネオは広告販売、在庫管理、キャンペーン最適化のオールインワンソリューションを提供している。主力製品「マイダス(MYDAS)」は広告の販売・管理やキャンペーン最適化を担うシステムで、年間50億ユーロ以上の企業のメディア向け支出を管理している。
一方、BENは対話型AIソリューションを開発し、AIを活用したデジタルアシスタントや人間らしいアバターを提供している。
取引完了後、カタネオはBENの完全子会社となる。カタネオはBENの生成AIを統合し、自社のサービスを強化するとともに、米国と中南米での事業拡大を計画している。
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