• 印刷する

電池ファルタに6千万ユーロ ポルシェなど出資=月内に再建策

破産前再生手続きを申請したドイツの電池大手ファルタは7日、自動車大手フォルクスワーゲン(VW)の高級スポーツカー部門ポルシェと既存の大株主から、計6,000万ユーロの出資を受けると発表した。調達資金は債務削減に充てる。また経営再建計画を10月中に策定し、年内に裁判所の承認を得るとの見通しも示した。

ファルタはさらに、シンジケートローンで最大3,000万ユーロを確保したことも明らかにした。再建計画の決定まで、当座の運転資金とする。

ファルタはサプライチェーン(供給網)の問題や、太陽光発電用蓄電池の需要低迷、2月に受けたサイバー攻撃への対応などにより、収益性の改善に苦戦。破産を長期的に回避する目的で7月、南西部シュツットガルトの区裁判所に、「企業安定化・事業再建枠組み法(StaRUG)」に基づく破産前再生手続きを申請していた。


関連国・地域: ドイツ
関連業種: 自動車・二輪車

その他記事

すべての文頭を開く

メルツ氏、総選挙勝利に自信 ショルツ氏に「奇跡は起きない」(02/21)

メルセデス、通期は31%減益=コスト策発表(02/21)

自動車部品ボッシュ、SOFC事業から撤退(02/21)

欧州委、半導体工場への政府補助金を承認(02/21)

ベルリンの公共交通機関、48時間スト突入(02/21)

代替肉キンダ、300万ユーロ調達(02/21)

生産者物価、1月は0.5%上昇(02/21)

独の電気代は「高すぎる」 AfD党首、原発回帰訴え(02/20)

タイヤのコンチ、R&D職を3千人削減(02/20)

6州の交通機関、21日にスト=賃上げへ圧力(02/20)

すべての文頭を開く

※本コメント機能はFacebook Ireland Limitedによって提供されており、この機能によって生じた損害に対して株式会社NNAは一切の責任を負いません。

の記事は有料サービスご契約者様限定記事です。契約すると続きをお読みいただけます。契約されている方は、画面右側にある各種ログインからログインください。
無料トライアルはこちら
購読申し込みはこちら

NNAからのご案内

各種ログイン