• 印刷する

独ロボット産業、中国との競争に直面

ドイツのロボット産業は中国との厳しい競争に直面している。国内経済の低迷による受注減で苦戦する中、中国企業の欧州進出がさらなる打撃を与えている。ドイツ機械工業連盟(VDMA)が発表したレポートで同産業の現状を明らかにした。

ドイツのロボット産業の1~4月の国内受注額は、前年同期比15%減少した。一方で、海外からは21%増加した。同産業をけん引しているのは、中国の家電大手、美的集団(ミデア)傘下の独産業ロボット大手クーカ(KUKA)とドイツの総合電機大手シーメンスの産業オートメーション事業だという。

ロイター通信によると、VDMAは同産業の今年の売上高見通しについて、前年比2%増の165億ユーロと50%下方修正した。前年と同水準となる見込み。2023年は新型コロナウイルスのパンデミック(世界的大流行)後の受注増を背景に、売上高は13%増加していた。


関連国・地域: ドイツアジア
関連業種: IT・通信

その他記事

すべての文頭を開く

素材コベストロ、経費削減 年4億ユーロ=AI活用で効率化(06/26)

露の旧メルセデス工場、中国の高級車生産か(06/26)

独経済に回復の兆し増す=連銀月報(06/26)

ルフトハンザ、「環境追加料」を運賃に加算(06/26)

三井住友海上、ベルギーと独現法を合併へ(06/26)

再生エネのソーラーネイティブ、破産申請(06/26)

独自動車通勤者、渋滞で年最大55時間のロス(06/26)

コベストロ、身売り交渉入り ADNOCが1株62ユーロ提示(06/25)

ハンガリー独首脳会談、EUの競争力協議(06/25)

コンチネンタル、ルーマニアに新生産施設(06/25)

すべての文頭を開く

※本コメント機能はFacebook Ireland Limitedによって提供されており、この機能によって生じた損害に対して株式会社NNAは一切の責任を負いません。

の記事は有料サービスご契約者様限定記事です。契約すると続きをお読みいただけます。契約されている方は、画面右側にある各種ログインからログインください。
無料トライアルはこちら
購読申し込みはこちら

NNAからのご案内

各種ログイン