• 印刷する

アングロ、買収提案を拒否 評価額311億ポンド=「低過ぎ」

英国の資源大手アングロ・アメリカンは25日、オーストラリアの同業BHPグループからの買収提案を拒否すると発表した。評価額が低過ぎるほか提案内容も複雑で、株主にとって魅力的ではないと説明している。

BHPの提示額はアングロ・アメリカンの企業価値を311億ポンドと評価した水準で、取引は全て株式交換で行う計画だった。また買収の条件として、南アフリカのプラチナ鉱山子会社アングロ・アメリカン・プラチナムと鉄鉱山子会社クンバ(Kumba)・アイアン・オアの分社化を求めている。

アングロ・アメリカンのスチュアート・チェンバース会長は、自社のポートフォリオはエネルギー転換やその他の需要動向に即したもので、将来的に大きな価値の創出が見込めると強調。南アフリカ事業の切り離しなど「提案された構造はまったく魅力的ではなく、大きな不確実性が生じるだけでなく、それによるリスクは全てアングロ・アメリカンが負うことになる」と述べている。

アングロ・アメリカンの生産量と利益の最大3割は銅事業が占める。買収が実現すれば、世界の銅生産の約10%を占める巨大企業が誕生する見通しだった。

銅は電気自動車(EV)や電力ケーブル、風力タービンなどの原材料で、エネルギー転換の鍵を握る重要資源の一つ。今後は供給不足が見込まれており、資源会社の多くは銅事業の強化に動いている。


関連国・地域: 英国アジア
関連業種: 天然資源

その他記事

すべての文頭を開く

企業負担、年10億ポンドに 雇用権利法の施行で=政府新試算(01/09)

英有権者の過半数、EU離脱の結果に不満(01/09)

【欧州航空・鉄道論】再国営化はどこまで来たのか 英鉄道「GBR」の現在地(01/09)

貿易高の伸び、世界平均以下に=米中不振で(01/09)

英首相、デジタルID担当閣僚を新設へ(01/09)

ルートン空港地上職のスト終了=賃上げ合意(01/09)

バークレイズ、米デジタル通貨決済社に出資(01/09)

食品小売大手3社、26年は業績回復見通し(01/09)

レボリュート、FUPS買収でトルコ参入か(01/09)

有志連合、ウクライナに「安全保障」提供へ(01/08)

すべての文頭を開く

※本コメント機能はFacebook Ireland Limitedによって提供されており、この機能によって生じた損害に対して株式会社NNAは一切の責任を負いません。

の記事は有料サービスご契約者様限定記事です。契約すると続きをお読みいただけます。契約されている方は、画面右側にある各種ログインからログインください。
無料トライアルはこちら
購読申し込みはこちら

NNAからのご案内

各種ログイン