• 印刷する

日本ガイシ、独水素事業でNAS電池受注

日本ガイシ(名古屋市)は23日、ドイツの水素開発会社HH2Eが手がける大型グリーン水素製造プロジェクト向けに、電力貯蔵用のナトリウム硫黄(NAS)電池を受注したと発表した。ドイツ化学大手BASFのエネルギー貯蔵子会社を通じて取引した。

受注したNAS電池は、最大出力18メガワット、容量104.4メガワット時で、コンテナ型電池72台で構成。ドイツ北東部に設置され、太陽光発電や風力発電などの再生可能エネルギー由来の電力を充放電する蓄電設備として利用される。NAS電池により、水素製造設備に安定的に再生エネ由来の電力を供給することが可能となり、効率的なグリーン水素製造に活用されるという。

NAS電池は、日本ガイシが世界で初めて実用化したメガワット級の電力貯蔵システムで、商用のグリーン水素製造プロジェクトへの採用は今回が初めて。[日本企業の動向][環境ニュース]


関連国・地域: ドイツアジア
関連業種: 電機化学その他製造マクロ・統計・その他経済

その他記事

すべての文頭を開く

独首相「改革の秋」を強調 経済・防衛力強化へ=予算討論(09/18)

BMW、東部工場でEV「iX3」量産へ(09/18)

高級車アウディ、米関税で10億ユーロ負担か(09/18)

ティッセンの鉄鋼部門、印同業が買収提案(09/18)

ルフトハンザ、新会長にエーオン元CEO(09/18)

独、遺伝子細胞治療センター建設=ベルリン(09/18)

マイヤー・ブルガー、独で600人レイオフ(09/18)

独SGLと伊ブレンボの合弁、生産能力増強(09/18)

フォード、独工場で千人削減 EV需要予想下回り=1交代制に(09/17)

独、新規太陽光発電の固定価格制度を廃止へ(09/17)

すべての文頭を開く

※本コメント機能はFacebook Ireland Limitedによって提供されており、この機能によって生じた損害に対して株式会社NNAは一切の責任を負いません。

の記事は有料サービスご契約者様限定記事です。契約すると続きをお読みいただけます。契約されている方は、画面右側にある各種ログインからログインください。
無料トライアルはこちら
購読申し込みはこちら

NNAからのご案内

各種ログイン