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米MS、ロンドンにAIハブ 基盤モデル開発に注力

米国のマイクロソフト(MS)は8日、ロンドンに人工知能(AI)ハブを新設すると発表した。同社は3月に生成AI製品を含むAI部門「マイクロソフトAI」を立ち上げており、これに伴う動き。大規模言語モデル(LLM)やこれを支えるインフラなどの研究を行い、AIの土台となる基盤モデルの開発に注力する。

AI部門のトップには、グーグル・ディープマインドの共同創業者であるムスタファ・スレイマン氏が就任することが決まっている。ロンドンのAIハブは、やはりディープマインド出身のジョーダン・ホフマン氏が率いる。今後は対話型AIチャットボット「チャットGPT」を手がける米新興企業オープンAIを含むパートナー企業とも連携していく方針だ。

MSは英国では学園都市ケンブリッジにも研究拠点があり、AIやクラウド、生産性向上などの研究を進めている。また、英国でのAI事業の強化に向け、国内のデータセンターや従業員の技能向上などに総額25億ポンドを投じる計画を明らかにしている。


関連国・地域: 英国米国
関連業種: IT・通信

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