• 印刷する

長距離バスの規制緩和、上院通過の見通し

政府は長距離バスの規制緩和をめぐり連邦参議院(上院)の州政府代表と大筋で合意。今後、上院通過を経て、来年にも規制緩和が実施される見通しとなった。経済紙ハンデルスブラットが報じた。

ドイツではドイツ鉄道(DB)の利益を保護する目的で、1931年から長距離交通機関の運営が規制されてきた。これによりバス会社は停留所の設置や特定の区間での走行を制限されていたが、今後は法改正によりこれらの規制が撤廃される。

自由化に向けた改正法案は既に連邦議会(下院)を通過していたが、州政府代表の反対により上院では可決のめどが立っていなかった。ラムザウアー運輸・建設相は、「マイカー利用者が長距離バスに乗り換えることでガソリンの消費と二酸化炭素(CO2)排出量が削減される」と歓迎の意を表明。なお50キロ以内の近距離区間については規制廃止の対象外となり、今後も鉄道による運行が優先される。


関連国・地域: ドイツ
関連業種: 運輸マクロ・統計・その他経済

その他記事

すべての文頭を開く

フォード、独工場で千人削減 EV需要予想下回り=1交代制に(09/17)

独、新規太陽光発電の固定価格制度を廃止へ(09/17)

ルフトハンザ、客室乗務員労組とも交渉決裂(09/17)

英新原発、大口事業者は20万ポンド超負担増(09/17)

自動車部品ボッシュ、年間25億ユーロ削減へ(09/17)

自動車部品ZF、社債発行を5億ドル拡大(09/17)

ルーマニア社、ドイツの中古車市場に参入(09/17)

ZEW景気期待指数、9月は改善(09/17)

NRW州地方選、AfD躍進 メルツ政権最初の政治的試金石(09/16)

EVテスラ、ベルリン近郊の工場で増産計画(09/16)

すべての文頭を開く

※本コメント機能はFacebook Ireland Limitedによって提供されており、この機能によって生じた損害に対して株式会社NNAは一切の責任を負いません。

の記事は有料サービスご契約者様限定記事です。契約すると続きをお読みいただけます。契約されている方は、画面右側にある各種ログインからログインください。
無料トライアルはこちら
購読申し込みはこちら

NNAからのご案内

各種ログイン