• 印刷する

長距離バスの規制緩和、上院通過の見通し

政府は長距離バスの規制緩和をめぐり連邦参議院(上院)の州政府代表と大筋で合意。今後、上院通過を経て、来年にも規制緩和が実施される見通しとなった。経済紙ハンデルスブラットが報じた。

ドイツではドイツ鉄道(DB)の利益を保護する目的で、1931年から長距離交通機関の運営が規制されてきた。これによりバス会社は停留所の設置や特定の区間での走行を制限されていたが、今後は法改正によりこれらの規制が撤廃される。

自由化に向けた改正法案は既に連邦議会(下院)を通過していたが、州政府代表の反対により上院では可決のめどが立っていなかった。ラムザウアー運輸・建設相は、「マイカー利用者が長距離バスに乗り換えることでガソリンの消費と二酸化炭素(CO2)排出量が削減される」と歓迎の意を表明。なお50キロ以内の近距離区間については規制廃止の対象外となり、今後も鉄道による運行が優先される。


関連国・地域: ドイツ
関連業種: 運輸マクロ・統計・その他経済

その他記事

すべての文頭を開く

製薬キュアバックを買収 ビオンテックが12.5億ドルで(06/13)

男女平等ランキング、アイスランド首位維持(06/13)

米エヌビディア、独で産業AIクラウド構築(06/13)

医療技術ブレインラボ、数週間以内にIPO(06/13)

補聴器キント、デンマーク・デマントが買収(06/13)

エヌビディア、欧州で現地AIモデル強化へ(06/13)

独経済、今年は0.3%拡大=IfW見通し(06/13)

金融ワールブルク、従業員の4分の1を削減(06/13)

移民の4分の1、独からの移住検討(06/13)

独研究機関とスパコン開発 米エヌビディアとHPE(06/12)

すべての文頭を開く

※本コメント機能はFacebook Ireland Limitedによって提供されており、この機能によって生じた損害に対して株式会社NNAは一切の責任を負いません。

の記事は有料サービスご契約者様限定記事です。契約すると続きをお読みいただけます。契約されている方は、画面右側にある各種ログインからログインください。
無料トライアルはこちら
購読申し込みはこちら

NNAからのご案内

各種ログイン