• 印刷する

ルノー、生産コスト削減=EVは5割減へ

フランスの自動車大手ルノーは7日、生産コストの削減計画を発表した。競争力強化に向けた生産体制見直しの一環で、2027年までに1台当たりのコストを内燃エンジン(ICE)車は30%、電気自動車(EV)は50%引き下げることを目指す。併せて、トルコ工場で新モデル4種を組み立てる計画も明らかにしている。

生産コストの削減に伴い、開発期間も現在の3年から2年に短縮する方針。生産・品質管理を担当するティエリ・シャルベ氏は、今回の計画により「さらに競争力のある生産基盤を構築するとともに、顧客の期待により迅速に答えることが可能となる」としている。

トルコ北西部のブルサ(Bursa)工場では、27年までに四つの新モデルを生産する。ロイター通信によると、ルノーは同工場に4億ユーロを投資する計画。ブルサ工場は地場の複合企業(コングロマリット)オヤック(Oyak)・グループとの合弁拠点で、現在は小型車「クリオ5」や主力のセダン「メガーヌ4」を組み立てている。

なお、ルノーは来年に電気自動車(EV)・ソフトウエア子会社アンペア(Ampere)の新規株式公開(IPO)を予定する。同社の上場を巡っては、アライアンスを組む日産自動車と三菱自動車が6日、アンペアに予定通りそれぞれ最大6億ユーロ、2億ユーロを出資することを確認した。


関連国・地域: フランストルコ
関連業種: 自動車・二輪車

その他記事

すべての文頭を開く

ルノー、上半期は35%減益(07/26)

エールフランス、第2四半期は73%減益(07/26)

小売りカルフール、上半期は24.9%増益(07/26)

タイヤのミシュラン、上半期は4.7%減益(07/26)

石油トタル、第2四半期は6%減益(07/26)

ロクシタン、香港取引所で自社株TOB成立(07/26)

英独、共同防衛宣言に署名(07/26)

韓国ロッテ系、仏アルミ社から電池原料調達(07/26)

自動車部品フォルビア、上半期は82.1%減益(07/25)

ユーロ圏PMI、7月は低下=速報値(07/25)

すべての文頭を開く

※本コメント機能はFacebook Ireland Limitedによって提供されており、この機能によって生じた損害に対して株式会社NNAは一切の責任を負いません。

の記事は有料サービスご契約者様限定記事です。契約すると続きをお読みいただけます。契約されている方は、画面右側にある各種ログインからログインください。
無料トライアルはこちら
購読申し込みはこちら

NNAからのご案内

各種ログイン