自動車や鉄道車両、航空機の座席を手がけるドイツのグラマー(Grammer)は、1~9月期のEBIT(利払い・税引き前利益)が3,050万ユーロとなり、前年同期から12.2倍に増加したと発表した。全地域と部門が好調だった。
売上高は8.9%増の17億3,450万ユーロ。うち自動車部門は11億2,770万ユーロと10.5%拡大した。商用車両(旧称:座席システム)部門は5.9%伸び、6億680万ユーロだった。
売上高を地域別に見ると、EMEA(欧州・中東・アフリカ)は8.3%の増収。アジア・太平洋は25%増えた。一方、米大陸は3.2%落ち込んでいる。
グラマーは通期について、EBITが7,000万ユーロ、売上高は22億ユーロになるとの見通しを維持している。
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