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英、日立など6社選出 小型原子炉コンペ、年内入札

英政府は2日、原子力発電の小型モジュール炉(SMR)開発を巡る技術コンペの予備選考で、英航空エンジン大手ロールス・ロイスを含む6社を選出したと発表した。年内にこれらの企業を政府との契約に向けた入札に招き、来春に資金提供の対象となる企業を発表する見通し。

今回選出したのは、ロールス・ロイスのSMR開発事業子会社ロールス・ロイスSMR、フランス電力(EDF)、日立製作所と米複合企業ゼネラル・エレクトリック(GE)の合弁会社であるGE日立ニュークリア・エナジー、米ホルテック・インターナショナル、米建設大手フルアー(Fluor)・グループ傘下のニュースケール(NuScale)・パワー、米ウェスチングハウス・エレクトリック・カンパニー(WEC)の6社。これら企業のSMR設計は、2030年代半ばまでの稼働開始が可能と判断したという。

政府は50年までに原子力発電所の発電容量を24ギガワットに引き上げ、国内電力の25%を賄う目標を掲げる。従来の原子炉より迅速かつ安価に建設可能なSMRが原発の建設方法に変革をもたらし、数十億ポンドの投資に貢献すると期待している。[環境ニュース][日本企業の動向]


関連国・地域: 英国フランスアジア米国
関連業種: その他製造電力・ガス・水道マクロ・統計・その他経済

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